2014年3月6日 木曜日 原発が爆発したおかげで……

労働記

 汚染水タンクの雨どい取付け工事に割振られた。
 行なったのは、G4南タンクエリアでの立管取付け。一緒に作業したのは、三浦さんとNKK(開進総建の下請け会社)の2人。1人は、中肉中背で、おとなしそうな感じの古川さん。もう1人は、私と同じくらいの身長で、少し丸い体型の政井さん。どちらもおそらく50代だろう。

 全体的にうまく回っていなかった。NKKの2人は立管取付けになれていないし、政井さんはすぐどこかに行ってしまう。三浦さんもやらかしていた。塩ビ管は4mのものを2つ繋げて取付けるのに、4mと2mのものを繋げた。私は塩ビ管をダブルキャブの荷台に積んだ時に、うまくロープで縛ることが出来なかった。

 作業が終わり、昨日養生し直したダブルキャブで、1Fから開進総建の事務所に向かう。車内では、三浦さんと成田さんが話をしている。
「原発が爆発したおかげで、地元(福島県)で働けているんですよ。それまでは出張ばっかりだったんです」
三浦さんは、各地の原発を転々として働く「原発ジプシー」だった。彼のような人にとっては、この原発事故も良い面があったのだと知って驚いた。私は原発事故が起きて欲しくなかったが、彼の言葉に納得出来る部分もあった。

 午後4時10分ごろ終業。

被ばく線量 0.05mSv
現場での作業時間 午前9時30分~午後1時30分

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