汚染水タンクの雨どい取付け工事に割振られた。
休憩所として使っている登録センターに行き、出入口の扉を開けると中が暗かった。「停電している」と誰かが言った。いつもは冷房が効いていて涼しいOUAの休憩部屋が、今日は暑い。それに電気ポットは使えない。
アルプス脇のタンクエリアでのブチルテープ貼りを終え、登録センターに戻る。 体表面モニタは停電で動いていないので、測定器を使って百田製作所の作業員が、作業員の身体汚染の確認を行なっていた。普段より時間がかかるので、作業員が大勢並んでいる。暗くて暑い所に、多くの人がいたのでかなり不快だ。
やっとサーベイが終わると、小便をしたかったのでトイレに行く。ほとんどなにも見えないほど暗い。誰かが「こういうどっきのために、非常灯付けねっきゃっなんねぇ」と言っていた。まさにその通りだ。東電の人間よりもよっぽどわかっている。
OUA休憩部屋は、朝より暑い。着替えただけで汗をかくほどだ。冷房が使えないときつい。着替えが終わったころ、監督の白沢さんが「10代は飯食うなよ」と若い作業員の方を向いて言った。私が「なんでですか?」と聞くと、監督の志田さんが「ダスト※動いてないから、外と中の空気が同じだから」と答えた。そんな状況でここにいて問題ないのだろうか。
定時の午後3時ごろ終業。
被ばく線量 0.01mSv
現場での作業時間 午前8時30分~午前11時30分
※おそらく局所排気装置のことを言ったのだと思います。ここでの局所排気装置は空気の放射性物質を捕まえる装置のことです。
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