2015年4月26日 日曜日 廃棄物処理建屋

 3号機廃棄物処理建屋でのポンプ取替工事に割振られた。人員は三島さん、天海さん、私の3人。全員、開進総建の社員だ。天海さんは、中肉中背で、少し頼りない感じの男だ。おそらく50代だろう。

 3号機廃棄物処理建屋は、3号機原子炉建屋の北側にある。建屋北側の入口から入る。中は薄暗く、資機材などが散乱していた。この現場は初めてだったこともあり不気味に感じた。

 建屋の中にポンプとモーターがあるので、その芯出しが今日のメインの作業だ。芯出しとは、ポンプとモーターの軸を合わせることだ。

 芯出しの前に土台のボルトの穴を大きくした。三島さんが主に作業をして、私はその補助をした。

 芯出しは、OUAの監督らが行なった。自分でやりたい監督がいるようだ。三島さんがその補助をして、天海さんと私は比較的線量が低い所で待機していた。待機場所は、ポンプがある所より暗かったし、ドラム缶が数十本置いてあり、床には得体のしれない水がチョロチョロと流れていたので、かなり不気味だった。どんな廃墟もここには敵わないのではないか、と思えるほどだった。

 軸合わせが終わると、片付けをして、作業終了。0.45mSvも被ばくした。やはり線量は高いようだ。

 午後2時ごろ終業。終わりじまいだったので、ありがたかった。

被ばく線量 0.45mSv
現場での作業時間 午前8時30分~午後0時20分

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