汚染水タンクがある堰内に屋根を取付ける工事。
目的
汚染水タンクの雨どい取付け工事と同様に、汚染水扱いになる雨水を減らすのが目的だ。
堰内に屋根を設置することで、堰内に雨水が入るのを防げる。しかし、屋根とタンクの間には隙間があるので、全てを防げるわけではない。
この屋根はタンクより低い位置にあり、タンク天板に落ちた雨は雨どいと配管で堰の外に流れるようになっている。
被ばく
タンクによって線量が違うので、被ばく線量も変わってくる。
汚染水に触れる可能性がある現場なので、リストバッジを利き手(右手)の手首に付けて作業した。
汚染水タンクの汚染水が漏れて、作業が中止になったこともあった。
期間
2014年7~12月に割振られることが多かった。
作業
堰内に支柱を作り設置する。
その支柱に屋根の骨組みを作る。
その骨組みに屋根材(波板)を取付ける。
支柱作り
他の業者が設置したビティ足場に、単管を垂直に取付ける。
ビティ足場から離れている所は、ビティ足場に取付けた単管を起点にして、単管を組んでいき、支柱を設置する。
屋根の骨組み
支柱に単管を取付け、骨組みを作る。
単管の上に角スタッドを取付ける。
屋根材の取付
屋根材は波板で出来ている。素材はおそらくポリカーボネート。
角スタッドにネジで波板を取付ける。
波板の形や長さを調整する場合は、ディスクグラインダーや波板用のはさみで切る。
まとめ
高い所は苦手ではないが、骨組みの上に上がっての作業は慣れない。最初のうちは作業や移動がだいぶ遅かった。それを他の作業員に指摘されたこともあった。だが、指摘されてもどうしても変に力が入ってしまうので、慣れるまではどうしようもなかった。
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