作業員時代まとめ その7 「消火配管の設置工事」

福島第一原発敷地内に、消火用の水を流すための配管を設置する工事。

体制

他の工事では3次請けの作業員だが、この工事では4次請け作業員になった。普段の元請けはOUAだが、OUAが他の元請けの工事を請負った形だ。給料に変化はない。

期間

2014年6月と9月、2015年2月と4月に計10回ほど割振られた。

被ばく

0.01~0.06mSv
施工場所によって多少変わるが、比較的線量の低い場所での作業だった。

作業

他の業者が掘削したところに配管を設置する。
設置した配管の水圧試験をする。

配管
配管はポリエチレン管(PE管)で、地震に強いが、火には弱い。

PE管の設置
配管の接合箇所を削る。
削った箇所と継手の内側を清掃する。
接合箇所に継手を差し込む。
PE管を固定する。
継手に機械を取付ける。
機械を作動させると、継手の中の電熱線に電気が流れ、配管と継手が融着する。
作業は難しくないので、数回やれば順調に進められた。

水圧試験
配管内に水を入れて、圧力をかけて試験をする。これも簡単な作業だ。

まとめ

難しくないし、のんびりした現場だったので、楽しく作業出来た。

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