2015年6月23日 火曜日 スミアをとる

 若槻さんと私は、現場にいく前に登録センターで森岡さんから、昨日作った既設アルプスのデータを印刷して欲しいと言われた。若槻さんと一緒に、登録センター内のパソコンがある部屋に向かう。若槻さんは私の前を歩いていたが、パソコンの前で立ち止まり、どうぞと手で促して、ぼそぼそとなにかを言った。どうやら私にやらせたいようだ。やり方がわからないなら、そう言って欲しい。若槻さんは背が高くて太っている放管だ。おそらく50代だろう。

 森岡さん、高沼さん、若槻さん、私の4人で既設アルプスのルーチンサーベイを行なう。なにもなければ既設アルプスの点検手入れ工事を行なっている期間だが、他の元請けの作業員が建屋内で怪我をしたので中止になっていた。そのため、ルーチンサーベイしかやることがなかったのだ。

スミアろ紙

 森岡さんに教わり『スミアろ紙』と呼ばれる紙で、床面や床に敷いてあるマットなどを擦る。スミアろ紙で対象物を擦ることを放管の間では『スミアをとる』と言っていた。そのスミアろ紙をGM管で測れば、擦った所(表面)の放射性物質による汚染の程度がわかる。

スミアろ紙の持ち方

 GM管でスミアろ紙を測っている時に、デジタル表示の方を見ていたら森岡さんから「アナログで見て」と言われた。アナログとは値を示す針のことだ。言われた通りにすると値がわかりやすかった。

 14時50分ごろ終業。

被ばく線量 0.08mSv
現場での作業時間 8時30分~不確認

磯浦電気が元請けの仕事では、終業時間は自分の車を止めてある広野町加工場などに戻ってきた時間とします。

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