2015年6月24日 水曜日 身体サーベイ

 今日も既設アルプスでのルーチンサーベイを行なう。メンバーは高沼さん、若槻さん、私の3人。線量を測る人、測った線量を記入する人、スミアをとる人と3つの役割を交代しながら行なった。

 測定は、決められたポイントに立ち、線量が高い方向に測定器を向けなければならないのだが、それが難しい。測定には電離箱と呼ばれる測定器を使用する。線量によって測定器のレンジを変える必要があるが、スムーズに出来ない。

 私は測定に慣れていないし、高沼さんは記入していると間違いがあったり、何度も聞いてきたりするので時間がかかった。

 現場から上がり、食事を取った後で『身体サーベイ』を行なった。磯浦電気では、登録センターに設置されている『体表面モニタ』と呼ばれる身体汚染を確かめる機械に入る前に、放管が汚染しそうな作業をした人の体や下着の表面のサーベイをしている。これを『事前サーベイ』とか『身体サーベイ』と呼んでいた(このブログでは、わかりやすいように『事前身体サーベイ』と呼ぶことにします)。

 事前身体サーベイを行なうのは、体表面モニタで引っかかると登録センターを管理してる百田製作所の作業員の仕事を増やしてしまうし、東電に連絡がいく場合があるので、それを避けるためだ。

 明神サービスの益子さんが来たので、彼のサーベイをしていると、「顔以外は(GM管の窓)を当てていい」と教えてくれた。だいたい1時間行なって、9人の身体サーベイをする。増子さんは中肉中背で優しそうな感じの放管だ。おそらく30代だろう。

 15時ごろ終業。

被ばく線量 0.1mSv
現場での作業時間 7時50分~10時10分

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