2015年7月12日 日曜日 カッパの脱がし方

 今日も既設アルプスの点検手入れ工事に割振られた。

 吸着塔の配管の点検手入れの放射線管理を行なう。放管のメンバーは、西沢さん、柏木さん、私の3人。西沢さんは中背で太っている、のんびりした感じの男だ。20代だが老けた感じがするので、他の放管からよくそれをいじられていた。

 配管を取外している所に柏木さんに言われた通りのルートで向かった。そのルートでは、配管の取付け作業をしていたので通りにくい。あとで西沢さんに、別のルートを教えてもらったので、そこを行くとスムーズに通れた。ちょっとしたことだが、どこを通るかは大事だ。

 身体汚染を防ぐために、アルプスでの点検手入れ工事では、タイベックの上に『アノラック』や『透湿性防水スーツ』を着て作業することが多い。アノラックと透湿性防水スーツは『カッパ』と呼ばれていた。作業員らが現場から上がる前に、カッパを脱がせていたのは主に放管だった。

 まずカッパの上を真後ろからハサミで縦に切り、正面に回って切った所を引っ張り、外側を内に巻き込むように脱がす。次にカッパの下の両側の側面をハサミで切り、正面前か真後ろから引っ張って脱がす。こうすることで脱がす時の汚染を防ぐことが出来る。

 今日はいつもより作業員が多かったので、カッパを脱がせるのに時間がかかった。

 12時40分ごろ終業。日曜日だからか、少しだけ早い。

被ばく線量 0.02mSv
現場での作業時間 無確認おそらく5:20~8:40 

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