2015年7月17日 金曜日 入退域管理棟での身体サーベイ

 今日も既設アルプスの点検手入れ工事に割振られた。

 ルーチンサーベイだけをする予定だったので、早く上がれると思っていたが、作業員のカッパを脱がせたり、ゴミの線量を測ったりしたので遅くなった。

 現場から登録センターに戻って、構外の休憩所に行く時間が近づいたころ、放管アルプスグループでリーダーをしている森岡さんから、仕事を頼まれる。
「身体汚染で引っかかったのがいたんで、入退域(管理棟)のサーベイのとこまで付き合って行って、汚染していたら除染して欲しいんだけど、大丈夫か?」
私が答える前に、同グループでサブリーダーをしている野上さんが「大丈夫でしょ~、それくらい」と答えた。
「(体表面モニタの)設定は100cpmだったと思う。だから、200(cpm)以下なら大丈夫」
野上さんから値の目安を教わる。登録センターと入退域管理棟では、バックグランドが違う。発災後に新設された入退域管理棟の方が、発災前からある登録センターより値が低い。そのため、登録センターの体表面モニタでは引っかからなくても、入退域管理棟では引っかかる場合があるのだ。

 身体汚染した作業員と一緒に、入退域管理棟に向かう。GM管が置いてある場所を事前に聞いていたのでそこに行き、作業員の身体を測る。汚染した腕と足は問題なかった。左側の臀部が200cpmを超えていたので、使用前のマスクが置いてある所で、パンツを脱いでもらった。再び測ると100cpmを下回ったので、体表面モニタに入ってもらうと、引っかかることなく通っていった。

 13時20分ごろ終業。

被ばく線量 0.05mSv
現場での作業時間 5:20~8:50

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