今日も既設アルプスの点検手入れ工事に割振られた。
供給ポンプがあるエリアの除染作業があるので、その放射線管理を行なう。放管のメンバーは桑原さんと私の2人。
作業員が養生していたシートを剥がし、キムタオルで機器や床面を拭いた。空間の線量を測ると、高い所でβ+γ線で8mSv/hもある。これでは高すぎる。1回目の作業で、2人もオフラインAPDがパンクしてしまった。
2回目の作業では、除染する作業員にRSTスーツ※を着てもらった。床面に敷いてあるゴムマットが汚染しているようなので、剥がしてもらうとβ+γ線で2mSv/hまで下がった。やはりゴムマットが汚染していた。床面をキムタオルで拭いてもらったが、あまり線量は変わらなかった。
※RSTスーツ参考 β線遮蔽スーツP13
片付け始まったころ、歩廊の下から使用済みのウエスが入ったゴミ袋が出てきた。それを持っていた電離箱で測ると、「OVER」と表示された。その電離箱では300mSv/hまでしか測ることが出来ないので、β+γ線がそれ以上あると言うことだ。
なるべく近づかないようにして、作業員と協力しながらゴムマットで包んでいると、私のオフラインAPDがパンクしてしまった。こうなっては現場から上がるしかない。あとは桑原さんに任せて、すぐに登録センターに向かった。オフラインAPDでもパンクするのは、嫌な気分だ。
6時30分ごろ終業。
被ばく線量 γ線 0.22mSv β線 2.1mSv 現場での作業時間 1回目 22:30~無確認 2回目 1:40~4:00
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