2015年9月2日 水曜日 保温材が線量もってるかもしれない

 今日も既設アルプスの点検手入れ工事に割振られた。

 供給ポンプと循環ポンプ2周りの除染作業があるので、その放射線管理を行なう。

汚染水は主に吸着塔で処理されるが、その前にマグネシウムやカルシウムなどを取り除く。その取り除く設備の一部が供給ポンプと供給ポンプ2だ。

 供給ポンプの周りの床面には、ゴムマットが敷いてあった。私が休んでいる間に敷いたのだろう。だが、まだ線量が高い所があったので、そこにはさらにゴムマットを重ねる。それでもβ+γ線で2mSv/h以上の所があった。

 循環ポンプ2の辺りを測定器で測ると、β+γ線で20mSv/hもある配管があった。そこには保温材が取付けてある。
「保温材が線量もってるかもしれないので、そうだったら捨ててください」
打合せの時に西沢さんが言ったことを思い出し、作業員に頼んでその保温材を外してもらうと、線量は1mSv/hまで下がった。彼の読み通りだ。

 6時30分ごろ終業。

被ばく線量 γ線0.29mSv β線0.1mSv
現場での作業時間 1回目 23:10~1:10 2回目 無確認~5:10

コメント

タイトルとURLをコピーしました