今日も既設アルプスの点検手入れ工事に割振られた。
企業棟に置いてあるフレコンバックの線量を測った。中には工事で出たゴミが入っている。バックの上や脇はそのまま測れるが、底は測れない。重いので転がすのも容易ではない。底は、作業員がユニックを使って吊り上げている間に測った。荷の下に手を入れるので危険だが、この方法が一番早い。ゴミ袋がいくつもあったので、それも測った。
登録センターに戻り、休憩を取ったあと、作業員の事前身体サーベイを行なう。少しすると体表面モニターの警告音が鳴り響いた。そこを見ると、磯浦電気の作業員がいた。事前身体サーベイを受けずに、モニターに入ったらしい。
アルプス以外の工事に携わった作業員だったので、サーベイだけして他の放管を呼び、除染してもらうつもりでいた。それなのに、登録センターの管理をしている百田製作所の作業員が口を出してきた。「除染した時あんの？ないなら応援呼んだら」
「除染した時あります」
「なにその装備は？ゴム手してよ。あんた放管でしょ？」
「そうですけど、身体サーベイしてたんで」
「状況みてよ。状況」
「身体サーベイしてたら、急にこういう状況になったんですけど」
「磯浦電気さんは（現場の汚染の）バックグラウンドが高いんだから、ゴム手してよ」
除染をする時は汚染防止のためにゴム手袋をするが、サーベイだけの場合は綿手袋だけの場合が多い。それが気にくわないようだ。
他の放管を呼んで、その作業員を除染をしてもらった。
１４時２０分ごろ終業。
被ばく線量 ０．０１mSv
現場での作業時間 ５：２０～９：２０
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