2015年10月1日 木曜日 線量表示

 また時間帯が変わった。既設アルプスと増設アルプスの試運転対応に、より特化した形だ。7時20分ごろに広野加工場に集まる。構外休憩所での朝礼はなくなったので、1Fに着くとまっすぐ入退域管理棟に向かった。

 既設アルプスで線量表示の更新を行なう。既設アルプスの建屋内には、ラミネート加工された紙が貼られていて、そこに付近の線量が記入されている。貼られているのは、線量が高い所、主要な設備がある所、出入口や通路などの人がよく行き来する所だ。作業員や監督は測定器を持っていないので、その線量表示を見て、線量を確認する。

 線量表示は毎月更新していて、磯浦電気ではそれを月初めに行なっていた。香川さんと協力して、それが貼られている辺りの線量を測定器で測り、「線量」「日付」「測定者」を書き換えた。香川さんは既設アルプスの点検手入れ工事に割振られているが、作業時間が重なっていたので都合が良かった。

 この線量表示は、同じ現場でも元請け会社ごとに貼られている。既設アルプスの建屋の中には、磯浦電気の線量表示のすぐ近くに、永井サービスのものが貼られていたりする。1つの組織で廃炉・収束工事にあたっていないので、このような不合理なことになってしまうのだ。

 それが終わると資機材やゴミの線量を測った。

 現場から上り、試運転対応以外の作業員がいなくなると、暇になった。なにもすることがない。スマホをいじっているか、ボーっとしているだけだ。

 17時40分ごろ終業。先週までは40分から50分くらいで帰宅出来たが、今日は1時間かかった。この時間帯は道路が混んでいるのが嫌だ。

被ばく線量 0.02mSv
現場での作業時間 9:50~13:10

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