2015年10月2日 金曜日 邪魔な視察の人間

 今日も既設アルプスと増設アルプスの試運転対応。既設アルプスの点検手入れ工事も兼ねている。

 局所排気装置を廃棄するので、その放射線管理を行なう。局所排気装置は塵状(ダスト)の放射性物質を空気中から集めて、きれいな空気にして出す機械だ。作業員はフィルター部を外して養生した。養生するのは放射性物質が溜まっているので、その飛散を防ぐためだ。

 最初は分解して捨てる予定だったが、途中から大きなキャスク(金属製の箱)に丸ごと入れて捨てることになった。無駄にフィルターを外したことになってしまった。

 他に行なったのは、作業員のカッパを脱がせたり、放管資材置き場の片付けをしたくらいだった。

 EMが終わり、登録センターから入退域管理棟に行くと、靴カバーを脱ぐ辺りでカメラを持った人間が2人もたついていた。近くにいた東電社員が「どうぞ行ってください。他の方も行ってください」と言っていたが、その2人組が邪魔で先にいけない。花山さんと私は待つしかなかった。東電社員のずれた発言には呆れた。

 少し待って先に進んだが、階段を上がる時にその2人組は私達の前を並んでゆっくり歩いている。かなり邪魔だ。他人の迷惑を考えてないようだ。そういう人間には視察させないで欲しい。

石橋すおみ氏 東電本店の記者会見場 2013年6月21日撮影

 その先のAPDを返却する機械の辺りに、東電の記者会見で司会をしていた「石橋すおみ」がいた。あっちは私に気が付かなかったようだ。

 17時20分ごろ終業。

被ばく線量 0.01mSv
現場での作業時間 11:00~13:10

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