2015年10月8日 木曜日 以下

 既設アルプスと増設アルプスの試運転対応に割振られた。既設アルプスの点検手入れ工事も兼ねている。

 点検手入れ工事で破損させた配管の交換をしていたので、その放射線管理を行なう。ゴミの線量を測って、袋に線量を書く作業もあった。
「どうせ線量はないから測らないで、マジックだけ持って行って、『以下』で書くだけでいい」
中山さんに言われ、その通りにした。中身は木材で汚染はないのはわかっているが、念のために測った方が良かっただろう。

以下
γ線で0.01mSv/h以下、β+γ線で0.1mSv/h以下の廃棄物(ゴミ)。

 作業が終わり、登録センターで休憩していると監督から「既設アルプスの前に置いてある資機材のブルーシートが、風で外れたので手伝って欲しい」と頼まれた。作業員は時間調整のために、構外休憩所にいたからだ。時間調整をするのは、試運転が長くかかる場合に、構内(アルプスや登録センターなど)にいる時間が10時間※を超えるのを防ぐためだ。

※入域時間が10時間を超えると法令違反になってしまう。
参考
労働基準法 第三十六条第六項第一号
労働基準法施行規則 第十八条

 監督、西沢さん、私の3人で対応したのだが、ロープが1本しかなくて困った。風が強いことがわかっていたのだから、予め飛散防止対策をして欲しい。それに予定外作業だ。これでは問題がある。

 17時40分ごろ終業。

被ばく線量 0.02mSv
現場での作業時間 1回目10:50~13:10 2回目15:10~15:50

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