2015年11月7日 土曜日 初めての2号機タービン建屋

 5時からの勤務なので、4時30分ごろ広野加工場に集まった。睡眠不足でかなり眠い。

 アルプスの工事ではなく、2号機の工事に割振られた。放管2号機グループの応援という形だ。

 滞留水が漏れるトラブルがあり、現場の除染をするので、その放射線管理を行なった。現場は2号機タービン建屋。メンバーは塩川さん、木戸さん、私の3人。

塩川さんは私と同じ東北テクノに所属している。優しそうな感じの放管だ。おそらく30代だろう。
木戸さんは明神サービスに所属している。気さくな感じの放管だ。おそらく20代だろう。

 まずタービン建屋の大物搬入口に行った。搬入口の扉は開きっぱなしで、足場材で作られた歩廊が設置されている。初めて入るので少し緊張している。扉の先は薄暗い。塩川さんが懐中電灯で私の足元を照らしてくれた。それはありがたかったが、何の説明も無しに進んで行った。彼は2号機グループに所属しているのだから、最低限の説明はして欲しい。

 西側の廊下まで行くと照明があったので少しは明るくなった。しかし、足場材で作られた歩廊を通らなければならず、その歩廊は狭い。塩川さんはどんどん進んでいくので、置いていかれないようにするのに大変だった。

 現場に着くと木戸さんと一緒にゴミの線量を測ったり、作業員のカッパを脱がせた。ゴミの量は多いし、作業員の数も多いので大変だ。慣れていない作業員がいて、ゴミの袋を縛らなかったり、カッパを脱がしてもらうのが下手なので、余計に苦労した。

 「放管としてどうなの?靴替えないって」
後続でやってきた放管に指摘されてわかったのだが、私は靴の履き替えをしなければならない所で、履き替えていなかった。余裕がなかったとしても、放管がこんなことではダメだ。移動する時は状況を確認しなければならない。

 16時30分ごろ終業。残業になったので、その分遅くなった。

被ばく線量 0.21mSv
現場での作業時間 10:20~14:40

コメント

タイトルとURLをコピーしました