2015年11月16日 月曜日 他の元請けとの関わり

 放管2号機グループの補助に割振られた。

 行なったのは、2号機原子炉建屋近くでの空気中放射能濃度の測定。12時30分の測定は問題なかったが、13時30分の測定は邪魔が入った。
「車、移動させてくれる。コーン置いてあったんだけど。今からバス来るんだけど」
江藤建設の作業員から2号機原子炉建屋の近くに車をとめた時に言われた。だが、カラーコーンが1個置いてあっただけ。これではわかるわけがない。カラーコーンを何個も置いたり、コーンバーを使って欲しいものだ。他の所に車をとめたので余計な時間がかかってしまった。

江藤建設 元請け会社。大手ゼネコン。

 ダストサンプラーを使うために発電機を運転させようとすると、別の江藤建設の作業員に話しかけられた。
「すみません。発電機なんですけど、明日とあさっては停電なんで、あっちの緑の発電機使ってもらえませんか?」
停電の意味はよくわからなかったが、発電機のことは問題ない。だが、余計な被ばくをしてしまうので、線量が高い所で言うのはやめて欲しい。もっと言えば、現場で言うのをやめて欲しい。

 他の元請けとの関わりは難しい。必要な情報が伝わってこなかったり、適切な時間や場所で伝えられない場合がある。やはり1つの組織で廃炉・収束工事を行なった方が良いだろう。

 18時40分ごろ終業。

被ばく線量 0.11mSv
現場での作業時間 12:20~14:40

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