増設アルプスの点検手入れ工事に割振られた。
クロスフローフィルタの点検手入れ作業があったので、その放射線管理を行なう。メンバーは西沢さんと私の２人。
バックパルスポットのフラッシングが行なわれた。バックパルスポットとそこに繋がっている配管にホースを繋げる。ホースに汚染していない水を流し、バックパルスポット内部を洗浄する。洗浄が終わったあと、ホース内に残った水を抜くのに少し時間がかかったが、それ以外の作業は概ね順調だった。
バックパルスポット クロスフローフィルタ内部に圧力をかけて、フィルタの詰りをなくすための装置
だが、汚染防止の面からは問題があった。身体の汚染を減らすためには、まめにゴム手袋を交換するのが有効だ。作業の区切り目、作業エリアが変わる場合、手袋が汚れた時などに一番外側のゴム手袋を交換すると良い。だが、必要な所に用意されていなかった。
ゴム手袋 作業時は綿手袋の上にゴム手袋を２重にして着用する。場合によっては３重や４重にもする。
班長をしている雨宮工業の高松さんに「（ゴム手袋を）取りやすいとこにセットしておいて」と注意すると、「あんたもいちいちうるさいなぁ」と文句を言われた。注意されるのが嫌なら、ちゃんと準備して欲しいものだ。
高松さんは、中肉中背で柄が悪い作業員だ。おそらく５０代だろう。
途中で相沢さんと交代した。登録センターに戻り、昼食を済ませると線量などを記した記録を作った。
１５時ごろ終業。
被ばく線量 ０．０９mSv
現場での作業時間 ７：２０～１０：３０
コメント