2016年2月3日 水曜日 勝手が違う

 増設アルプスの点検手入れ工事に割振られた。

 吸着塔の残メディア作業があったので、その放射線管理を行なう。

残メディア
作業吸着塔は汚染水に含まれている放射性物質を吸着し、汚染水を処理する設備で、その吸着塔には活性炭や樹脂などの『吸着材』を用いる。その吸着材は吸着塔の内部にこびり付くので、それを取り除く必要があった。吸着材はメディアとも呼ばれていたので、その作業は『残メディア』とか『残メディア作業』と呼ばれている。

 既設は吸着塔上部の全体、あるいはほぼ全体にハウスを作るが、増設では対象の吸着塔とその付近だけなのでだいぶ狭いし、勝手が違う。

ハウス
設備や機器を養生シートで覆ったものとその空間。骨組みには足場材などが使われている。ハウスを作るのは、作業時に塵(ダスト)状の放射性物質を周りに広めないためだ。

 作業の邪魔になってはいけないと思って、ハウス内にあまり入らなかったが、あとで他の放管に聞くと、入っていても問題ないと言われた。次からはずっと入っていよう。

 14時50分ごろ終業。

被ばく線量 0.03mSv
現場での作業時間 9:40~12:40

コメント

タイトルとURLをコピーしました