増設アルプスの点検手入れ工事に割振られた。
処理水受入タンクの点検手入れがあったので、その放射線管理を行なう。タンク上部で、品管が点検と写真撮影をしていたが、概ね順調だった。
処理水受入タンク アルプスで処理する前の汚染水や処理した汚染水を入れるタンク。 参考:増設多核種除去設備ホット試験開始について1P
そこでの作業が終わり、タンク上部から降りようとした時、下からAPDがパンクした時の独特の音が鳴り響いた。鳴動していたのは、処理水受入タンク周りの配管の点検手入れをしていた作業員が着けていたオフラインAPD。降りた時に、その作業員が登録センターに戻ろうとしていたのでカッパを脱がせた。オフラインAPDを確認すると、β線の値が5mSvを超えている。そこで出たゴミの線量はβ+γ線で350mSv/hもあった。RSTスーツを着させた方が良かったのかもしれない。
RSTスーツ β線による被ばくを低減させるスーツ。ウエットスーツのような見た目をしている。参考:タンク建設進捗状況13P「β遮蔽スーツ」
14時10分ごろ終業。区域区分の説明会があったので、それに参加していない人まで早く終わった。ありがたい。
被ばく線量 γ線0.06mSv β線0.2mSv 現場での作業時間 7:10~10:30
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