2016年4月18日 月曜日 まずバケツに入れて

 今日も増設アルプスの点検手入れ工事に割振られた。

 クロスフローフィルタ周りの配管の点検手入れがあったので、その放射線管理を行なう。対象の配管の近くで作業していた作業員のオフラインAPDがパンクした。配管のフランジ部や中に残っていた汚染水の線量が高かったし、スキッド内の狭い場所での作業で、その配管から体を逃がしにくかったためだ。だが、スキッドの外にいた小島さんのオフラインAPDまでパンクしてしまった。

小島さん 中背で太っている植松工業の下請け作業員。動作はかなり緩慢だ。おそらく50代だろう。

 小島さんはスキッドの外で袋を受取り、袋の口を縛っていたのだが、その作業に問題があった。渡された袋をバケツに入れず、胸の辺りでゆっくりと縛っていたのだ。何度も「まずバケツに入れて」と言ったが、そうしようとしない。他の作業員や監督に同じことを言われてもやらなかった。パンクして当然だった。

配管残水の対応方法
配管のボルトを緩める。
配管内に残っていた水が出てくるので、その水をポリ袋で受ける(入れる)。
その袋をスキッドの外にいる作業員に渡す。
渡された作業員はすぐにバケツに入れる。
袋の口を縛る。
バケツの蓋をする。
※配管の真下にバケツをおいて、バケツごとスキッドの外に出した方が良いのだが、対象の配管は下に機器などがあり、バケツを置けなかった。

 彼が反発してるようには思えない。意味がわかっていない感じだった。2人もパンクしたので、この日の作業はあまり進まなかった。困ったものだ。

 スキッド外に新しく取付ける機器の墨出しとアンカー打ち、スキッド内で吊りピース取付のけがきがあったが、それらはお任せにした

 15時20分ごろ終業。放管のEMが長かったので、その分帰るのが遅くなった。

被ばく線量 γ線0.07mSv β線0.3mSv
現場での作業時間 1回目7:10~10:10 2回目無確認~無確認
(2回目は余裕がなくて始まりと終わりの時間を確認出来なかった)

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