2016年9月15日 木曜日 腕まで突っ込む

 今日も増設アルプスの点検手入れ工事に割振られた。

 昨日と同じ作業があったので、その放射線管理を行なう。放管は私1人。

 作業員は鉄ピンを手に持ち、点検口に腕まで突っ込んで、吸着塔内部に付いた吸着材(メディア)を突いていた。原始的な方法だ。英知の結集なんてものは微塵もない。線量はそれほど高くないが、被ばく低減の点から考えても良くない。もっとましな方法はないのだろうか。

残メディア作業
吸着塔は汚染水に含まれている放射性物質を吸着し、汚染水を処理する設備で、それには活性炭や樹脂などの「吸着材」を用いる。その吸着材は吸着塔内部にこびり付くので、取除く必要があった。吸着材はメディアとも呼ばれていたので、その作業は「残メディア」とか「残メディア作業」と呼ばれている。

 14時40分ごろ終業。勉強会があったので、その分遅くなった。

被ばく線量 0.01mSv
現場での作業時間 8:30~11:20

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