2016年11月12日 土曜日 1号機原子炉建屋 大物搬入口

 1号機原子炉建屋の工事に割振られた。完全に「その他グループ」の一員だ。それもいきなり1号機で、遅い時間帯だ。放管は内海さん、山崎さん、私の3人。MMは12時から始まった。

 1号機原子炉建屋の西側から、装備交換所に向かう。辺りはすでに暗いのでよくわからないが、ユニットハウスのような小屋だ。中に入るとYゾーンとRゾーンに分かれているのだが、その境界が分かりにくい。狭いせいで、そうなっているのだろう。

 1号機原子炉建屋はR(レッド)ゾーンなので、Y(イエロー)ゾーン用のヘルメットと靴を外し、Rゾーン用のヘルメットと靴を身に着けた。

 装備交換所を出て、大物搬入口に入る。出入口は正面の大きな扉の他に、脇に普通のドアがある。中は広く、天井も高い。

 環境と道工具のサーベイを行なう。床表面、空間、道工具の線量を測り、床面の汚染確認をする。 そのあとは、大物搬入口の先には行かず、作業が終わるのを待っていた。 

 作業が終わり、作業員が戻ってくると一緒に装備交換所に行く。原子炉建屋に入っているのでアノラックを濡れキムで拭いてから、ハサミで切って脱がせる。拭くのも、切るのも、脱がせるのも狭いのでやりにくい。

 ゴミの処理や線量測定を終え、車で登録センターに戻ると、そこの駐車場は埋まっていた。少し離れた西門近くの駐車場にとめたのだが、街灯などはないので、月明りを頼りに登録センターまで歩くしかなかった。

 20時30分ごろ終業。

被ばく線量 0.15mSv
現場での作業時間 16:50~19:30

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