放管時代 磯浦電気その1 まとめ「磯浦電気・放管」

 2015年6月から2017年3月まで福島第一原発で磯浦電気の放射線管理員(以下、放管)として従事していた。

磯浦電気
原子力プラントメーカー。1Fでは機械グループと電気グループに分かれている。1次請けは磯浦電気のグループ会社で、作業員と放管では1次請け会社が違う。

作業員と放管の下請けの一例

勤務時間
通常でも仕事開始が早い。作業員の時は朝礼が6時台だったが、磯浦電気では5時から放管の打合せが始まる。サマータイムは3時台に朝礼や打合せが始まっていた。さらにスーパーサマータイムもあり、20時30分に放管打ち合わせが行なわれた。スーパーサマータイムと言うよりも、夜勤と言った方がしっくりくる時間帯だ。

仕事
忙しい時はかなり忙しくなるが、仕事が薄い時期も何度かあった。工事の受注状況によって波がある。仕事が薄いと楽だが、面白くない。

放管
癖の強い人間が多い。それで苦労することもあった。

教育・育成
放管は仕事を教える体制がまるで出来ていない。今まで色々な職場で働いてきたが、その中で最も出来ていない。現場のことなら見て覚えることも出来るが、書類作成だとそうもいかないので困る。

資格
放管の資格は放射線取扱主任者だけだと言ってもいい。国家資格で第1種、第2種、第3種があり、第1種と第2種の価値は大きい。第3種は試験がないので、あまり価値がない。私は磯浦電気にいる間に、第2種の試験に合格出来た。

工事
主にアルプスの点検手入れ工事タンクエリアの工事に従事。それ以外にも2号機原子炉建屋周辺で空気中放射能濃度を測ったり、3号原子炉建屋に入った作業員などの装備を脱がす作業なども行なった。

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