2017年5月29日 月曜日 格納容器の蓋移動

 格納容器の蓋を移動させる工事があったので、その放射線管理を行なう。放管は片岡さん、米村さん、私の3人。

 クレーンを使って格納容器の蓋を少しだけ移動させる。ユニットハウスのような物に付いているダクトを取外す。この2つが今日の主な作業だ。

 16時30分ごろ、広野事務所に到着。4直と同じ時間に着けばいいのだが、50分ほど早く来た。いつもと違う工事なので、余裕を持って現場に行きたかったからだ。書類作成が終わると、1Fに向かった。

 入退域管理棟でG装備に着替え、タイベック(Y装備)やダストサンプラーなどを持ち、岡崎プラントのバスでH2タンクエリアに行く。倉庫から安全帯を取り、再びバスに乗る。H9タンクエリアの近くで降ろしてもらい、近くの装備交換所でY装備に着替え、大型機器点検建屋に歩いて向かった。

 建屋の脇では、格納容器の蓋を玉掛けしている。先に来ていた片岡さんから「シャックルが合わないから、今取りに行っている」と聞く。ダクトの取外しもうまくいっていない。予想通りグダグダだ。

 理由はわからないが、格納容器の蓋は縦に真っ二つに切断されている。それを移動させた時に、その下にある圧力容器の蓋が見えた。片岡さんが2メートル離れた辺りで線量を測定すると
0.01mSv/h。思っていたよりもだいぶ低い。

 作業員がダクトを外したので、ゴミ袋で養生。作業員の仕事だが、彼らは余裕がなかったので私が行なった。

 米村さんは普段通りの時間に現場にやって来た。しかも、G装備だ。それでは身体汚染の危険があるのでサーベイ出来ない。放管なのに何を考えているのだろうか。

 作業は順調ではなかったが、終わりが見えてきたので、装備交換所でY装備からG装備に着替えたあと、入退域管理棟に行った。作業員の事前身体サーベイをするためだ。

 少し待っていると作業員が来たので身体サーベイをしたが、全員汚染はなし。そこが一番心配だったので安心した。

 1時10分ごろ終業。いつも通りに来た米村さんに任せて、早めに帰る。

被ばく線量 0mSv
現場での作業時間 18:10~21:30

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