2018年2月7日 水曜日 新聞の取材

 今日は新聞の取材がある。放管は片岡さんと私の2人。

 私がクーラーハウスにいると、安全担当の宇川さんが入ってきた。
「空間線量計ありますか?」
「はい」
「『空間線量計でトイレの脇の辺り測って欲しい』って所長(古賀さん)が言ってるんだけど」
「わかりました。行きます」

宇川さん 
明朗快活な感じの安全担当。所属はわからないが、岡崎プラントプロパーではない。おそらく60歳くらいだろう。

 H2タンクエリアの近くには、キャンピングトレーラーが置いてあり、現場でのトイレとして利用されている。その辺りに人が集まっていたので、近づいて行った。

 東電が4人、某全国紙の人間が4人(記者2人、スチールカメラ1人、ビデオカメラ1人)、岡崎プラントが3人(古賀さん、有村さん、小塚さん)の計11人もいる。

 責任者の古賀さんから「電力(東電)さんで『測定器持ってくるの忘れた』って言うから、悪いんだけどずっと付いて回って、線量聞かれたら教えてあげて欲しいんだ」と頼まれたので、承諾した。

 東電の広報からも「測定器持ってくるの忘れてしまったんで、すみませんがお願いします」と頼まれる。広報担当が2人もいて、忘れるとは信じがたいほど間抜けだ。

 トイレの辺りで線量を聞かれたので「1マイクロを下回ります」と言うと、東電社員が「1マイクロシーベルトパーアワーです」と記者に伝えた。そんなところを気にする前に、測定器のことを気にして、忘れずに持ってくるべきだ。

 12人全員でH2タンクエリアやその周りを見て回る。ほとんどの人間がタンク天板にも上がった。私が下で待っている時に片岡さんと交代して、日課会議に出るために新事務棟に向かった。

 日課会議は、いつもより1時間30分ほど遅く始まり、その様子も取材された。そのあと、有村さんがインタビューを受けて取材は終了。東電社員と記者らは、私にも感謝していた。だが、あんなのは本来の仕事ではないし、東電の広報に協力することになったので、不愉快だった。

 15時20分ごろ終業。少し残業。

被ばく線量 0mSv
現場での作業時間 9:10~11:00

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