星川電設が撤退するので、１Ｆ構内で使っていた道工具や登録センターで使っていた筆記用部などを搬出する。それには搬出書類を作る必要があり、搬出物とその数を確認しないといけない。星川電設で所長をしている円谷さんに「車で出す物とその数を教えてもらえますか？」と聞くと、最初は数えていたが途中で止めて片付けはじめた。
円谷さん 星川電設の所長。おそらく３０歳くらいだろう。
円谷さんは、搬出物を入れるのに段ボールを用意すると言っていたが、用意されていない。休憩部屋で使っていた布製の箱に入れて出すことになったので、その数を聞いた。
「入れてみないとわからないですね」
「ただ数がわかればいいんだけど」
それには答えずに片付けていた。撤退するのでやる気がないのだろうが、あまりに酷い。そもそも事前に片づけておくべきだ。搬出の書類を作るのに時間がかかってしまった。
１３時過ぎに、やっと車と搬出物を出せる状態になった。搬出後にサーベイが必要なので、１４時に広野加工場で待ち合わせた。搬出物が多いので西沢さんも加わる。
１４時１０分ごろ広野加工場到着。それから１０分待っても来ないので、電話したが出ない。何度電話しても出ない。
１５時３０分ごろになって、ようやく円谷さんと電話が繋がった。車両サーベイで２時間待たされたらしいが、本当だろうか。
１６時３０分には広野加工場の門が閉じられるので、搬出物は後日サーベイすることになった。今日は円谷さんにだいぶ振り回された。
１５時５０分ごろ終業。
被ばく線量 ０ｍＳｖ 現場での作業時間 なし
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