格納容器ガス管理設備二重化工事と廃棄物処理建屋の現場調査に割振られた。
二重化工事は通常の工事もあるが現場調査もあった。それも合わせて、今日は現場調査が3つもある。長谷川さん、浅田さん、私の3人でこなせると思っていたが、MM時に浅田さんから「廃棄物処理建屋の方は2号機と3号機で分かれて調査する」と伝えられた。現場調査が4つあるのと同じことなので、不味い状況だ。
MM 作業前に行なわれる打合せ
私は浅田さんから「3号機の方に行くように」と指示された。担当している二重化工事の調査は1・2号機サービス建屋なので、2号機の方が都合が良いが、被ばく線量のことを考慮したのだろう、と思い了承した。
調査エリアと放管 ①1・2号機サービス建屋 長谷川さん 吉岡さん ②2号機廃棄物処理建屋 長谷川さん 吉岡さん ③3号機廃棄物処理建屋 私 ④1号機タービン建屋や旧事務本館周辺 浅田さん
長谷川さん、吉岡さん、私の3人で1・2号機サービス建屋に行くと、試験グループの担当者が3人いた。現場で放射線管理と環境サーベイを行なう。時間が来ると2人に任せて、3号機廃棄物処理建屋に向かった。
監督ら3人と現場を回り、線量を伝え、それを記録。並行して床面などのスミアも取る。線量が高い所では0.6mSv/h。被ばく線量が心配だったが、誰もAPDは鳴らなかった。APDの設定値は0.8mSvで、5分の1ごとに鳴るので、0.16mSvいっていないことになる。
調査後は、2号機タービン建屋に行き、通常の作業の放射線管理も行なう。
1・2号機サービス建屋の調査では問題があった。長谷川さんと吉岡さんは、スミアを取っていなかったのだ。これでは床面などの汚染がわからないので、放射線管理記録を作れない。
彼らは経験が浅いこともあるが、浅田さんにも問題がある。重要な情報を集めていないし、判断も悪い。廃棄物処理建屋の調査は、事前に分かれて調査することを知っていれば、他の放管グループから人を借りて対応出来た。私が2号機廃棄物処理建屋を担当していれば、もっと効率が良かったはずだ。浅田さんは全体を考えていないようなので、言うことを素直に聞かない方が良い。
15時40分ごろ終業。放射線管理記録を作るために残業した。
被ばく線量 0.18mSv 現場での作業時間 7:10~11:20
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