2018年11月9日 金曜日 中央制御室

 格納容器ガス管理設備二重化工事に割振られた。

 二重化工事は今日も現場調査がある。試験グループ2人に、東電社員が1人。放管は吉岡さんと私の2人。場所は1・2号機サービス建屋と1・2号機中央制御室。サービス建屋は床面などの汚染確認が漏れていたので、スミアをとった。これで放射線管理記録を作成出来る。

 サービス建屋の2階には休憩所があり、その近くに施錠された扉がある。扉を開けるとY靴からG靴に履き替える場所があり、その先を進むと、今度はG靴からY靴に履き替える場所がある。その少し先に扉があり、扉の先の左側には中央制御室へ行く通路がある。

Y靴 Yゾーンで使う靴
G靴 Gゾーンで使う靴

 初めて1・2号機中央制御室に入った。ピンク色のシートで養生されていて、計器がたくさんある。報道で見た感じと同じだが、その時よりも片付いているように思えた。

 少し眺めていたかったが、そんな余裕はない。まず中央制御室のサーベイをし、次に中央制御室からサーバーラックが置いてある3メートル四方ほどの小部屋に入って、またサーベイを行なう。

 その小部屋が終わると1・2号機サービス建屋に戻り、移動経路をサーベイ。線量の記録は吉岡さんに任せたが、自分のいる場所がわからなかったので書けていない場所があった。調査が終わったあと、練習も兼ねてじっくりサーベイさせた。

 窒素封入設備ホース設置工事で、装備交換所を使うのでそこもサーベイさせる。その途中で長谷川さんと宮城さんがやって来た。宮城さんは放管2号グループに新しく入ったばかりだ。せっかくなので、宮城さんにもサーベイをさせた。

宮城さん 
経験の浅い放管。東日本テクノサービスに所属している。おそらく40歳くらいだろう。

 登録センターに戻ってきたあと、吉岡さんと宮城さんは来週から他のグループに移ることを知った。せっかくサーベイさせたのに意味がない。

 14時50分ごろ終業

被ばく線量 0.07mSv
現場での作業時間 7:30~11:00

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