格納容器ガス管理設備二重化工事に割振られた。
３号機タービン建屋東側の道路に車を駐車していると、他の元請けの作業員から駐車禁止だと言われた。かなり高圧的な態度だ。
「駐車禁止、駐車禁止。昨日もここに駐車されていて、東電の所長の視察をとめることになったんだから」
「ここが駐車禁止なんですか？表示が見えないですけど」
「だいぶ前から規制情報を東電さんから流してもらっているんだけど」
「表示はどこに貼ってあるんですか？」
「そこのバリケードのとこに貼ってあるんだけど見える？」
「そんなわかりにくくて、低い場所にあったら見えないですけど」
彼は言い返すのをやめて、カメラで私のことを撮影しだした。
私が車から出ると、彼は気後れしたのか撮影をやめた。
「駐車禁止。駐車禁止なんで」
「それは分かりましたけど、もっと分かりやすいとこに、ちゃんと表示してもらえませんか。こんな所じゃわかりませんよ」
「わかりました」
虎の威を借る作業員は、表示に問題があったのでおとなしくなった。
３号機タービン建屋で放射線管理を行なう。放管は私１人。
１５時１０分ごろ終業。
被ばく線量 ０．０４ｍＳｖ 現場での作業時間 ７：５０～１０：００
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