2019年2月21日 木曜日 3号機原子炉建屋・北西

 水位計移設工事に割振られた。

 3号機原子炉建屋で現場調査。監督と設計担当合わせて5人。放管は長谷川さんと私の2人。

 今回は北西側の出入口から入る。出入口手前でヘルメットや靴をRゾーンのものと交換するのだが、狭くて暗いのでなかなか大変だ。棚などもないのでやりにくい。

 1年間の被ばく線量は年度単位で区切られる。2月下旬だが、今後の予定を考えると、まだ線量を温存しておきたい。普段現場に行くことが少ない浅田さんに、建屋内に行ってもらいたかったが、書類作りで忙しいので私が入った。

 監督らに線量を伝えるためにサーベイをすると、もっとも線量が高い箇所では12mSv/h。オフラインAPDの設定値は1.5mSvだが、それでも8分でパンクする値だ。地下からの影響で、階段がもっとも高いと思っていたが、そこから少し離れた所だった。 

オフラインAPD
通常身に着けるAPDとは、別に身に着けるAPD。通常のものよりも設定値を低くすることにより、線量が高い現場での作業でも、通常のものをパンク(鳴動)させずに済む。入域処理をしないので、オフラインと呼ばれている。

 建屋の中は暗いので、サーベイもやりにくいし、慎重に移動するしかない。

 調査後に出入口の先で、監督らのアノラックを濡れたキムタオルで拭き、α汚染の確認をし、汚染がなければ脱がせた。やはり暗くて、狭いのでやりにくい。東電は照明などを十分に設置して、明るくして欲しい。

 16時10分ごろ終業。放射線管理記録を作るために残業。

被ばく線量 0.69mSv
現場での作業時間 7:40~11:10

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