2019年4月8日 月曜日 1号機原子炉建屋 

 窒素封入設備ホース設置工事に割振られた。MMは12時。1号機原子炉建屋での作業だが、他の工事の兼ね合いで遅い時間帯からの作業なので、遅出になった。

MM 作業前に行なわれる打合せ

 1回目の作業は1号機タービン建屋にある装備交換所に行き、濡れキムやゴミ袋などの確認。放管は岡さんと私の2人。

 2回目は高台エリア、1号機タービン建屋、1号機原子炉建屋で放射線管理。放管は岡さんと私の2人。作業員は高台エリアで電線管にホースを通していた。それが終わると、彼らは1号機タービン建屋に向かった。

 建屋1階には施錠された扉(以下、施錠扉)があり、その先は原子炉建屋の出入口に通じる通路がある。作業員は施錠扉から大物搬入口に向かって、その電線管を敷設していた。敷設したあと、作業員は装備交換所でY装備からR装備に交換するので、その補助をする。

 作業員が施錠扉から原子炉建屋の出入口までホースを敷設している間に、岡さんと私は原子炉建屋内のサーベイ。出入口は電線管だらけ。量が多いので狭くなっているし、管を踏まないと先に進めない。転倒しないように注意しながら移動した。

 出入口の先は、設備だらけなのでもっと狭い。どれが生きている設備で、どれが死んでいる設備かわからないので、トラブルを避けるため、全て触れないようにするしかない。高い所を超える必要もあった。まるでフィールドアスレチックでもしているような感じだ。

 線量は最も高い所だと6mSv/h。かなり高い値だが、それでも3号機から比べれば低い。作業後に監督や作業員の装備を装備交換所で脱がせた。

 登録センターに戻って着替えると、パンツが汗で軽く濡れていた。気温は低くても、アノラックを着た状態でしんどいサーベイをしたせいだ。

 ホース設置工事の作業は終わったが、3号機の使用済燃料取出しに関わる工事でトラブルがあったので、岡さんと私は対応することになった。入域時間に余裕がないので、なにかあった時のために企業棟で待機していた。

 0時40分ごろ終業。4時間以上も残業。疲れた1日になった。

被ばく線量 0.37mSv
現場での作業時間 1回目15:30~16:10 2回目17:40~21:40

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