2019年7月10日 水曜日 無茶苦茶な作業

 既設アルプスの点検手入れ工事に割振られた。

 1回目は、共沈タンクの攪拌機の取外しがあったので、その放射線管理を行なう。放管は柳さんと私の2人。作業は概ね順調だった。

 2回目は、共沈タンク周りの配管の取外しがあったので、その放射線管理を行なう。放管は柳さんと私の2人。業者は1回目と同じで開進総建だ。

 金曜日に行なう予定の作業だったが、今日の2回目から始まった。監督の多田さんが指示したからだ。休憩時間も短かったので、作業員はイライラしている。柳さんは「多田さんがガンだ」と言っていた。

 レンチやバケツなどの道工具が揃っていないし、外した箇所を塞ぐ閉止フランジもない。それだけでも問題だが、養生が不十分な状態で配管を取外し始めた。無茶苦茶だ。監督も作業員にも問題がある。

 配管を取外すと水が出てきた。β+γ線で5mSv/hもあるので、袋を交換するように指示すると、作業員はなにかごちゃごちゃ言っていた。

 途中から作業員が増えると適当に分かれて、あっちこっちで配管を取外しだした。これでは効率が悪い。それに配管内に残っていた汚染水をこぼしまくっている。イライラしているとしても、あまりに酷い。落ち着いて1か所ごとに取外した方が良いだろう。

 取外し作業後も酷かった。普通はタイベックの上に着ているカッパを脱がす際は、ハサミを使って切るのだが、手で破いていた。あれでは身体汚染の可能性が高まる。

 14時50分ごろ終業。

被ばく線量 γ線0.03mSv β線0.1mSv
現場での作業時間 1回目7:10~9:30 2回目10:30~13:30

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