磯浦電気2期時代 まとめ「既設アルプス点検手入れ工事」

多核種除去設備(アルプス)

汚染水を処理する設備。「advanced liquid processing system」の頭文字を取ってアルプスと呼ばれている。
1Fには3基のアルプスがある。
「既設アルプス」最初に作られたアルプス。
「増設アルプス」2番目に作られたアルプス。
「高性能アルプス」最も新しいアルプスだが、塩漬けになっている。
磯浦電気は、既設アルプスと増設アルプスの工事に携わっている。

既設アルプス点検手入れ工事

アルプスに設置されている機器や配管の点検と手入れをする工事。機器の交換も含む。

放射線管理

線量

処理前の汚染水が流れている配管や機器の内部は線量が高く、β線の被ばくが特に問題になる。線量が高い場所ではフェイスシールドや厚いゴム手袋を着けてもらった。
フラッシングの効果からか、以前よりは被ばくしなくなった。

身体汚染防止

汚染水は身体汚染でも問題になるので、対策が必要だ。汚染水に触れる作業の場合はアノラックを着てもらう。汚染水を扱わなくても現場の汚染が酷い場合は、アノラックや透湿性防水スーツを着てもらう。どの作業でもゴム手袋をまめに交換してもらう。

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