3号機グループの補助に割振られた。
現場には行かずに、登録センターで作業員の鼻スミアと事前身体サーベイを行なった。
磯浦電気では、原子炉建屋などのα汚染がある現場に行った作業員や監督などに対して、鼻の中に放射性物質が付着していないことを確認していた。それを鼻スミアと呼んでいた。
対象者が現場から休憩所に上がってきたら、綿棒が入った袋を渡す。
対象者に鼻の中を綿棒で擦ってもらい、それを袋に戻してもらう。
その袋を受取り、袋の上から綿棒の先をGM管で測る。
袋から綿棒の先を出して、αシンチで綿棒の先を測る。※
汚染がなければ、予め用意してある紙にチェックする。
※αシンチで測る時に袋から出すのは、薄いポリ袋でもα線だと遮蔽されて、正しく測れないからだ。
誰も汚染している人はいなかった。私は袋を渡したり、受取ったりしただけだが、初めてだったので勉強になった。
13時ごろ終業。
被ばく線量 0.01mSv
現場での作業時間 なし
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