2014年1月8日 水曜日 初めての現場作業

労働記

被ばく線量 0.06mSv
現場での作業時間  午前10時20分~午後2時20分

 今日は汚染水タンクに雨どいを取付ける工事に割振られた。
 名前の通り放射性物質で汚染した水を貯めておくのが汚染水タンクだ。この工事の主な作業は2つ。1つは、タンク側面への雨どい取付け。もう1つは、雨どいの雨水を流すための配管取付けだ。

 工事の目的は汚染水扱いされる雨水を減らすこと。タンクは堰で囲まれていて、堰内の水は汚染水として扱われる。雨が降って堰内の水が増えれば、汚染水扱いの水も増えてしまう。それでは塩梅が悪いので、堰内に溜まる雨水を少しでも減らしたい。その方法の1つが、タンク天板に降った雨水を雨どいと配管で堰の外に流すことだ。

 昨日は入退域管理棟から免震棟に行ったが、今日は旧登録センター(以下、登録センター)に行った。登録センターは名前の通り、作業者登録を行っていたところで、今は複数の元請け業者の休憩所になっている。その中のOUA休憩部屋で着替えた。ここは免震棟のように狭くはないが、スペースに余裕はなかった。
 すぐに現場に行けるかと思っていたが、資機材の段取りに手間取ったらしく、しばらく待つことになった。その間に人員配置が変わり、稲田さんと作業をする予定だったが、高橋テクノの成田さんに教わりながら作業することになった。高橋テクノは開進総建の下請け業者の1つで、成田さんは背が高く、知的な感じの50代と思われる男性だ。
 
 いよいよ現場に行くことになったので、右手首にリストバッジを着けた。それを着けたのは汚染水に触れる可能性がある現場だからだ。登録センターを出発した時には午前10時20分ごろになっていた。
 まずOUAの資機材置き場にエルグランドで向かった。10人も乗っていたので、車内はぎゅうぎゅう詰め。資機材置き場に着くと、資機材をユニックに積み込んだ。
次に汚染水タンクエリアに向かった。今度は6人でエルグランドに乗ったのできつくない。

 現場に着くと、他の作業員に教わりながら吊りバンドの加工。吊りバンドは、配管を吊るための輪っか状の金具で、そこにボルトやナットなどを取付けた。被ばくするのにわざわざ現場でやる必要があるのか疑問だ。事務所で加工して現場に持ち込めば被ばくの低減になるはずだ。
 それが終わると、他の作業員がブラケットと呼んでいるものをタンクの出っ張り部に取付けた。
ブラケットは吊りバンドを取付けるもので単管と金具で出来ていて、形は「4」の字のような形をしていた。
 最後は塩ビ管を垂直に取付ける作業。数人でタンクの直梯子を登り、金具を使い取り付けていた。きつそうな作業だ。私は梯子に登らず、直梯子に上っている作業員に、金具などを渡しただけだったので楽だった。そのうち私も塩ビ管を取付ける作業をすると思ったので、よく見ておいた。
 取付けが終わり、直梯子から降りてきた作業員の一人が「高所恐怖症なので足がガクガクする。開進総建の仕事はもうやらない」と言っていた。
作業が終わり登録センターに戻った。ここは免震棟とは異なり、入退域管理棟にあるような機械を使って、身体汚染の確認をしていた。
 
 休憩部屋に戻って着替えと食事をとり、少しだけ休憩してから開進総建の事務所に戻った。
 戻ると、交通安全宣言を書かされた。誰に対しての宣言かもよく確認出来ないまま、書かされた。宣言は思いついたことを適当に書いた。

 午後4時10分ごろ終業。
 帰りの車の中で、稲田さんに「2日目だからしゃあないけど、上に物上げる時は上よく見てな」と注意された。確認が不十分だったようだ。
 今日は、初めてまともな作業をしたわけだが、力を使う作業はあまりなかったので、疲れはしなかった。

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